未来
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未来
私も、この宇宙船を、ある程度だが操縦をすることができる。 地球の方へと進めて見た。 …地球は、割れていた。 もう戻る場所などないんだ、と実感した。 私に未来なんてないんだ、ということがよくわかった。 いつか、人々はこの宇宙を笑顔で見ただろう。 私は、ただただ泣きながら、この宇宙を見ていた。
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