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 いつしかブラックホールは蒸発し、何もなくなった宇宙空間に塵やガスが集まり新たな星が作られた。  更に永い時が流れると大気が発生し、地上に落ちた水は海となり、生物が生まれ、それぞれ何度となく進化を繰り返していく。  いつしか高度な知能を持つ生物、“人間”が現れ、長い年月と短い一生をかけ、文明や科学を徐々に発展させていくのだった。  そして今日、一人の科学者が嬉しそうに声をあげた。
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