いつものユメ

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「じゃあこの問題・・・桐嶋!とけ」 数学教師が久しぶりにいる私を指した 解けないとでもおもっているのだろう…残念解けますよ? 学校に行けてないぶん家で勉強してるし、みんなよりかは頭もいい自信があるし 「よ、よくやった……」 数学教師は、ビックした様子で私を見てきた そっからは暇だった (次なんの授業かな) 「起立、きおつけ、ありがとーがざいましたー」 (えっと次は……あ!水泳だ!) うちの学校は公立には珍しく年中泳げる室内プールだ 私みたいな水泳バカは嬉しいけど普通の女の子は、髪が濡れて嫌だの、髪が荒れるだの言って嫌がる 「早く準備しろー」 (あ、しまった水着遠征用だ……) 「先生、水着遠征のやつなんですけど入っていいですか」 「ん?いいぞー」 遠征用で入るのは少し嫌だけどまぁ遠征を取り戻すと思えばいいや 体操が終わると体育教師が今日はこれを泳ぐだの言ってた 「今日はー男子女子合同水泳だからなぁ…そうだ!個人メドレーをやるか!」 「その後は自由だー!」 文句の声がどびでるものの初っ端個人メドレーは、やったことない人にきついし その後自由ってあいつみんな泳げないとずっとコンメ(個人メドレーの略)なるだろうし 「じゃぁ手本で……」     
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