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繰り返されるキスに気を取られていると、同時に手で服の上から体をなぞられビクリと反応する。 「なんで下着、つけてないの?」 小声でそう耳元で尋ねられると恥ずかしさがこみ上げる。 「雨で濡れちゃってて…」 「下も?」 仕方なくコクリと頷くと、それを確認するように太ももから腰骨の辺りを服越しに撫でる。 「はぁ、手加減できねぇかも。」 そう言った言葉とは裏腹にゆっくりと繊細な手つきで大きな手が服の上を滑っていく。 男物のゆとりのある袖口から侵入した指先が脇腹をさすり、襟口から唇が少しずつ降りてきては戻っていく。
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