6人が本棚に入れています
本棚に追加
「三日間、徹夜してる夢」
「入り口から分かりにくい!! 寝てたのか起きてたのか良く分からん!!」
「それまでの三日間、山籠りしてて全く寝てなかったんだけど、昨日最後の日にやっと寝れたと思ったら、三日間徹夜してる夢を見たんだ」
「何か、ややこしいな!!」
「でも、夢の中での俺は、それはもう無敵だった」
「無敵? 誰にも負けないほど強かったのか?」
「そう。どんなカルボナーラでも、一発で言い当てる事が出来たんだ」
「利きカルボナーラ界で!? そもそもそんな戦い、この世界に存在すんの!?」
「ナポリタンとペペロンチーノの区別はつかない俺だが、カルボナーラだけは、何処の店の誰が作った何ボナーラかすぐに分かったんだ」
「何ボナーラって何!? ナポリタンとペペロンチーノの違いも、普通分かるでしょ!? それに洋介って、そんなにカルボナーラ好きだったっけ?」
「ひでぇ!! こんなに長い付き合いなのに、俺の好みも知らないなんて!! 俺が好きなのは、西川 貴教と 西川 史子と西川ヘレンだ!!」
「何でそんなに西川好き!? 結局カルボナーラが好きか分かんないし!!っていうか、俺達出会ってから、まだ1ヶ月くらいだからね!!」
最初のコメントを投稿しよう!