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その日は2人してアユをいじっていたため、アクバルについてのことはその翌日の朝、まだ太陽が昇っていないときに行なった。
「まず、アクバルって人と契約した妖精はいなかったわ。それと彼女の家だけど今までの人たちと同じで一人だったわ。ただし、一階の本屋には従業員が一人いたわ」
「その人はどんな感じの人?」
「えぇとお下げでまんまるメガネのそばかす少女だったはず」
「おぉ、絵にかいたような文学少女」
「その人は変装などをしているように見えた?」
「いいえ」
「そう。じゃあ今日も頼める?」
「もちろん!」
「じゃあ、クッキー焼いて待ってるから」
「はーい。い、いってきます!」
そういいまだ慣れないからか赤面しつつも元気よく飛んで行った。
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