第二十四章~調査対アクバル~

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 その日は2人してアユをいじっていたため、アクバルについてのことはその翌日の朝、まだ太陽が昇っていないときに行なった。 「まず、アクバルって人と契約した妖精はいなかったわ。それと彼女の家だけど今までの人たちと同じで一人だったわ。ただし、一階の本屋には従業員が一人いたわ」 「その人はどんな感じの人?」 「えぇとお下げでまんまるメガネのそばかす少女だったはず」 「おぉ、絵にかいたような文学少女」 「その人は変装などをしているように見えた?」 「いいえ」 「そう。じゃあ今日も頼める?」 「もちろん!」 「じゃあ、クッキー焼いて待ってるから」 「はーい。い、いってきます!」  そういいまだ慣れないからか赤面しつつも元気よく飛んで行った。
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