第二十四章~調査対アクバル~

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 さて、エルビーのときはアユが行ってる間に身辺調査や聞き込みをしていたけど、アクバルの場合はそれをする必要もないし、ほんとに暇だ。 「そういえば、リリィはアクバルの家に何度か行ったことあるんだよな?」 「うん。お泊りもしたよ」 「えっ2人で?」 「いや、フォルトも一緒だった」  あの時は得意魔法や魔方陣、好きな戦闘スタイルの話をしようとしたら、アクバルが「違う! こんなの女の子がやる話題じゃない!」って大声を上げて、アクバル指導の下、好きな人の話や好みの男性とかの話をしてたな。  結局ボクはどれも分からず目の前で男の人の愚痴で燃え上がる2人を眺めて寝ちゃったんだけどね。  またやりたいな。今度はボクも参戦できると思うし、それに新たに女性も加わったんだ。それにいろいろお付き合いのやり方についていろいろ聞きたいしね。
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