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食事が終わってシャワーを浴びた。これからやることを考えるとどうしても緊張せざるを得ない。
隣にあるシャワー室からトモマサがシャワーを浴びる音がする。
「でたぞ」
「あ、うん」
「どうした?」
「なんでもないよ。そろそろ寝よっか」
「? まぁいっか」
トモマサはいつも通り、ソファーで横になった。
「あっあのさ!」
「どうした?」
「いつもそれじゃあ、疲れあまりとれないでしょ?
これからは一緒にベッドに入らない!」
「え? は、いや。それは……」
「いや?」
「いやってわけでは」
「ならいいでしょ」
狼狽えるトモマサの手を引いてベッドに連れてきた。
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