第2章 全ての始まり

5/9
前へ
/73ページ
次へ
しばらくして、車の衝突した音を聞いたのか、僕の声を聞いたのか、多くの人がやってきた。そしてどこからか、サイレンの音がして救急車が到着した。何人もの人が車から出てきて、真雪をあっという間に連れて行く。 「関係者の方ですか? 一緒にお乗りください」  僕は何が何だか分からないまま救急車に乗せられて、しばらく揺られることになった。
/73ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加