押してはいけなかった

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「暇だなあ・・・」 俺は、散歩していた。とにかく暇すぎたので、散歩していた。 どうして世の中はつまらないものしかないのだろう。面白いものをみたことがない。 「はあ・・・」 そうため息をついていると、何かに躓いて転んでしまった。 「痛っ!なんだよこれ!?」 躓いたものは、紫色の箱だった。中身が出ている。 中身は、紫色のボタンだったようだ。 黒いバーのようなものに、ボタンがついていた。 俺は、それを押してみた。 だが、何の変化もなかった。
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