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「続きは、また……」 「じゃあ、明日の潜水球の中で。今日早く切り上げた分、私がシーオを使う権利はまだある筈」  答えると、信じられない物を見る様な目で、ヨルクはガリーナを見つめた。 「馬鹿な。あんな目に遭ったのに、まだ潜るのか。人魚の残りがまだ居るかも知れないし、彼女達が襲われてないという保証は無いぞ」 「それでも、潜るの」 「何故?」  その言葉に、ガリーナは答えなかった。  自分でも、その理由を言葉に出来なかったから。
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