第1章:新しい上司

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課長が頼むカクテルは 全部とても飲みやすくて グイグイ飲んでしまった。 なんだか酔いが回り つい俊哉の愚痴をこぼしてしまう。 「私たちもう1年もそういうの無いんです。」 「会ってもほぼご飯だし、 泊まっても即寝ちゃうし、 もう友達みたいになってしまって。」 「もう私なんて、、、 女として見られてないのかも。」 「なんか寂しいです・・・」 恥ずかしくて誰にも言えなかったことを 仕事場では一切見せない 優しい顔で聞いてくれる課長に 少し気分を良くして 吐き出してしまった。 上司なのに!!! そして、彼のお兄さんなのに!!! そんなこんなで、 気づくと23時を回っていた。
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