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課長が頼むカクテルは
全部とても飲みやすくて
グイグイ飲んでしまった。
なんだか酔いが回り
つい俊哉の愚痴をこぼしてしまう。
「私たちもう1年もそういうの無いんです。」
「会ってもほぼご飯だし、
泊まっても即寝ちゃうし、
もう友達みたいになってしまって。」
「もう私なんて、、、
女として見られてないのかも。」
「なんか寂しいです・・・」
恥ずかしくて誰にも言えなかったことを
仕事場では一切見せない 優しい顔で聞いてくれる課長に
少し気分を良くして 吐き出してしまった。
上司なのに!!!
そして、彼のお兄さんなのに!!!
そんなこんなで、
気づくと23時を回っていた。
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