第1章:新しい上司

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俊哉は課長と私に気づくと 少し動揺した顔を見せたが 何も言わず私たちを通り過ぎ 女の人とリセプションへ向かい消えて行った。 私は訳がわからなかった。 忙しいってこういうこと? 俊哉に何も言えなかった自分が 恥ずかしくて 悔しくて (みなぎ)る感情が涙へと変わった。
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