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「上がりました」
モコモコのルームウェアを着た里田が
髪の毛をタオルで叩きながら、
照れた顔で近づいてきた。
濡髪や
赤くなったほおが
やけに色っぽく見えた。
もう限界。
里田を持ち上げ、ベッドルームへ向かった。
ドアを閉めきった真っ暗闇の中
服を全て剥ぎ取り里田に触れた。
耳や首に口を近づけるたびに
あたる毛先が冷たかった。
俺が仕掛ける一つ一つのことに
ピクピクと小刻みに震える里田が可愛くて仕方がない。
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