第3章:可哀想な女

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そこに課長がやって来た。 「川口部長、それセクハラですよ。」 すると セクハラ部長は パッと手を離した。 「遅いと思って来てみたら、何してるんですか。」 「なんだね君は偉そうに。 契約切ったっていいんだぞ。」 「できればそれは勘弁していただきたいですが 彼女の方が大切なので、 それもやむを得ません。」 「何だと!もう帰る!」 そう言って 戸惑う部下を連れ、帰っていった。
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