自分ストーリー

2/2
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
なんとなくやけど、見た目だけの雰囲気で 判断された場合に、よく人から言われること。 そして、それを言われた場合に自分が思うこと ずらっと並べてみた。 「しっかりして、真面目やな」 いや小心者です。 めんどくさいこと嫌い、適当って言葉が好き。 真面目なふりしてればとりあえず火の粉はない と思ってる。 「営業マンとか向いてると思う」 人付き合いもほどほどがいい、結構人見知り。 人に慣れるのに時間がかかる。 自己アピール苦手、人の目を見て話すの苦手。 人の顔見てると、顔の各部分が気になる。 そしていらぬ妄想する。 「何かゴリラに似てる、目ちっちゃ。」 とか、その妄想は確実に相手に失礼なやつ。 「年齢より若く見える」 へえ~、そりゃあどうもって適当に返事。 リアクションに困る。 誉められるの苦手、その後の会話が続かない。 「人あたりいいよねー」 たまたま、会社で初めて見た人になんとなく 挨拶しただけ、ただ気分が良かっただけ。 ってか、お前誰?って思っている。 「優しいよなあ」 自分にはね?たまたま親切にしただけ。 所詮他人。会社で人に対して親切にしたあと、 「今度飲みに行こう」 って言うやつ、めんどくさい。エトセトラ、エトセトラ、エトセトラ。 これは自分の悪い部分、弱い部分。 そして生まれ変わろう、自己啓発。 自分の短所を紙に書いて、それを思いっきり 投げ捨てたら言いなんて聞いたことある。 今の自分を捨て、新しい自分に変えるきっかけ 作り、自己暗示と同様の効果があるらしい。 やってみよう、よし、書けた。 あとはこれを投げ捨てればいいだけ。 「今までの俺!さようなら!」 部屋の窓から外に向かって投げ捨てた。 これで変われるはず! (数分後) 「今捨てたやつ、拾われて見られたら恥ずかしい やつやん。」 と思い、捨てた紙を急いで拾いに外へ。 無事回収。 「やっぱ、気弱いよなあ。」 っと、ネガティブ思考出現。 「ってか、人間そう簡単に変われるかいなあ?」 「もうぼちぼちでいい。」 「そう、ぼちぼちが一番やあ」 なんて言い訳のようだが、 「これでええねん。」 と、いつもの自分に戻る。 自己啓発に縁がないやつ。 そんな自分ストーリー。 完
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!