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俺達は老婆と別れ、
露店の持ち場に着いた。
「俺思うんだけどさ、あの婆さんの正体は駄菓子屋のおばちゃんなんじゃねぇの?」
正体って言うか本職か。
確証はなく、単なる俺の勘だが。
って言うか、今まで一度も占って貰えて無いので正直占い師なのかも疑わしい。
「よっし、出来た♪」
俺の考察を他所に、茉穂は何やら楽しげな事を初めていた。
「何だそれ?」
「水飴ー♪
お婆ちゃんのお店のアイデアをパクったんだよ♪」
「そんな可愛い笑顔でパクったとかえげつない事を云うなや」
抜けるほど青い顔で
可愛い空の下で
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