ハロウィン

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飴野茉穂は今も尚、 絶賛餌付け作戦実施中だ。 しかしまぁ、一体どこでどうやって小学生と知り合ったのやら。 中学では何時も大人しい引っ込み思案な生徒だが、 放課後は下校中の小学生男児達を拐かしたりしているのだろうか? 全くとんでもねぇ男の娘だぜ。 「あれれ、フランケンシュタインくんにあげる分のお菓子がもう無いや どうしよう…」 「俺を見るなや、 お菓子は無いって最初に言っただろうが」 泣きそうな顔で助けを求める 茉穂であったが、俺も何故だか罪悪感を抱いてしまうから不思議だ。 今も尚、俺はお菓子を渡せない代りにショタから謎の抱き付き攻撃を受けているので重苦しく身動きが取れない。 ※フランケンシュタインの怪物(Frankenstein's monster)は、メアリー・シェリーの小説『フランケンシュタイン』に登場する怪物[1]。名前のない怪物は創造者であるヴィクター・フランケンシュタインに由来して「フランケンシュタイン」と呼ばれることが一般的である
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