第六章:8cmの神秘~この期に及んで……!?~

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衝撃、再び。 あれだけデカいやつのうえに、まだ作ってたやと……!?  怖ろしいを通り越してもはや愉快であった。人間の体には無限の可能性というか、何というか、凄いなもう。 私は人類のポテンシャルに乾杯と思わず感じ入り、やっぱり、取ってよかったと思うのであった。  こうして私の体は無事正常に戻り、晴れてクイーンの座を降りれるか……と思いきやそう簡単にはいかず、今日まで、やはり私は普通の人に比べてお手洗いが多いままである。 これは、今までが慢性的な頻尿であったがゆえに体自体がそうなってしまっており、腫瘍を取っても「ハイ、もう通常」という風にはいかないのだ。 今日で10年以上経つ事になって初めて、「人よりちょっと多い? ぐらい?」なまでに戻れたぐらいである。 それでも調子が悪かったり、月のものの時は、王位復活である。 ハッハッハッ。だが心配することはない。女王の実力いまだ衰えず。である。
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