昭島のマンション

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入社してから2~3ヶ月くらい経った頃。 東京都昭島市のとあるマンションで営業をしていて、お客さんのお家に入れてもらったんですよ。 今でも覚えてますね。 時間はだいたい夜の21時くらい。 マンションは青色で縦階段、築40年くらいの古めの感じ。 お客さんは、肌色のスウェットを着た短髪の独身男性で30代後半~40代初めくらいの方でした。 営業の流れは、営業マンがお客さん宅に入れてもらってから、他の社員に電話して商品をもってきてもらうという感じでやってたんですけど、 その時は、僕とほぼ同期の小野田っていう奴が商品を持ってきてくれたんです。 <ピンポーン> 小野田: 「商品の方、お届けに参りました。」 満男: 『あっ。僕出ますね。』 <ガチャガチャ> 満男: 『あっ。ありがとう。』 小野田: 「えっ...。あっ。はい。商品です。」 満男: 『ん?』 いつもは、ヘラヘラしながら小声で「契約決めろよ~。」とか言ってくる小野田が、なんだか変な感じだったんです。 僕が契約取りまくるから焦ってんのかなぁ。 いや、今月一件も契約とれてないわ(笑) くらいで、その時は特別気には止めなかったんですけどね。 そこからは、僕のメリットとデメリットの両面提示からなる説得力溢れる営業トークでお客さんが商品を気に入ってくれて、 「是非使いたいよ!」 って言ってもらえそうな言ってもらえなそうな感じになったんですよ。 ごめんなさい。 まぁ厳しかったんですね♪(´ε` ) ただね。 「契約」まではいってないけど、気に入ってくれてはいるんですよ。 だから、あと一歩だな思ったんですよね。
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