ちょっと遊び

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ラオウ (なるほど。このラオウ。自身のみが絶対的な存在であると考えていたが、それは間違いであったか。いや、個としてはこのラオウは絶対的である。しかし、個の領域の先には果てしなく広大な全たる領域が存在する。これこそが世の理か。) ケンシロウ: 「おおお、あたたたたたたっ!!お前はもう死んでいる。」 レイ: 「てめぇらの血は、なに色だーッ!!」 ラオウ (北斗高校のケンシロウ、南斗高校のレイが視える。あやつら、決め台詞の練習をしておる。ふん。小賢しい奴らめ。) ラオウは、宇宙に存在する異次元空間に身を置き、自身が個である以前に全であることを知ります。 そして、全とは、全ての人類と繋がっていることを知ったラオウは、自身と敵対するケンシロウやレイの学校(個人的無意識)へと入りこみます。 その後、ラオウは霊界と呼ばれる4次元空間にも足を運びました。 ー リュウケン: 『ラオウ。こんなところで何をしておる?お主、もしや死んだのか?』 ラオウ: 「師よ。久しいな。このラオウが死する訳がないであろう?我を殺すことは師であるお前にもできなかったことだ。」 リュウケン: 『死んでいないのであれば、その力、何に使い、何を目指すのか?』 ラオウ: 「おのれのために使い、天を目指す。」 リュウケン: 『そんなことは神が許さぬぞ!』 ラオウ: 「ならば、神とも戦うまで!」 はい。台詞はまんまパクリです♪(´ε` ) 他人の意識へと入り、死んだ筈の師と言葉を交わしたラオウは、人間の本質に気付きます。 ラオウ (学校を我が物とすること、他校を征服すること。そこに何の意味があるのだ?個とは全と繋がり一体となる。全が一であり、一が全であるのだ。 物質世界とは、もはや幻影である。このラオウ、完全に光となるべく生きよう。)
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