蔑視 180914

アンディ（通訳。ボリナオ語→タガログ語で）：
　あんたがいきなり来たんでろくに歓迎もできん。すまんのう。ちょうど今わしの家でメシ作ってるとこじゃ。寄ってくか。これがわしの孫。もちろん裸じゃよ。これが普通じゃ。服？　服なんぞは暑くてかなわん。ほれ、こんなふうにな、バナナの皮を使って米を炊くのじゃ。バナナの皮から甘い汁が出てな。これがうまいんじゃよ。

スマトラ・ピムー（通訳。タガログ語→日本語で）：
　日本の方を始めて見ましたので戸惑っております。申し訳ございません。もしよろしければ私の家で歓迎して差し上げたいのですがいかがでしょうか。私の家族も紹介させていただきます。これが私の孫娘です。私達は服を着ません。なぜなら気候が暑いからです。あなたはバナナの皮を使用した調理方法がある事をご存知ですか。私達はバナナの皮を使用して米を調理します。

榊原恵介記者（日本語で）：
　おー。いいねいいねー。いいかんじ。アンテナとか電柱とかさ、後ろに入ってたじゃない？　これ後で編集でカットできる？　できそう？　じゃオッケー。それからユニクロのTシャツさ、最初後ろでうろちょろしてなかった？　も一回見てみて。あ、やっぱ入っちゃってる？　すんませーん。撮り直し。最初から撮り直しで。服脱がせて。うん全部。もちろん全員ね。あれ、Tシャツの日焼け跡あんじゃん。それ駄目。その人外して。うん。そうそう。OKOK。いいかんじ。で、も一回いきまーす。