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1コマ目
↓ベリーは声を出す。
「さっきも言った通り十五匹の動物に対して、猫は最低でも6匹はいるから、15-6で他の動物が多くて9匹以内であることが確定だから、猫以外の動物は2匹以上9匹であることが確定」
2コマ目
「つまり猫は6匹以上13匹以下、猫以外の動物は2匹以上9匹以内であることが明らかというわけ!」
3コマ目
「つまり数学的な記号で表わすと猫は6≦a≦3、猫以外の動物は2≦b≦9。そして猫と猫以外の動物を合わせた数は15匹ということはa+bは15ということになるわ」
4コマ目
「そして、a+b=15のaに仮の数学をそれぞれ入れていくと、猫が6匹の時、猫以外の動物は9匹。猫が7匹の時は猫以外の動物は8匹、猫が8匹の時は猫以外の動物は7匹、猫が9匹の時は猫以外の動物は6匹、猫が10匹の時、猫以外の動物は5匹、猫が11匹の時は、猫以外の動物は4匹、猫が12匹の時は、猫以外は3匹、猫が13匹の時は猫以外は2匹であることが、それぞれ分かるってことは分かるわね?」
5コマ
「このように数を当てはめていったことによって前提となる数が明らかになったわ!」
6コマ目
「ここで重要なのは白猫が一匹いることは確定している。つまり、一匹の白い猫はこの場面に登場させて問題ない」
7コマ目
「カモーン、ホワイト!」
8コマ目
↓ホワイトが声を出す。
「やっと僕の登場かよ。まったくどうなってるのさ。この僕を中々、物語に出さないなんて!」
9コマ目
↓ベリーが声を出す。
「悪かったわね、ホワイト。」
「それでホワイト、貴方は猫と猫以外の動物の組み合わせの数について、何か知ってる?」
10コマ目
↓ホワイトが声を出す。
「おいおい、どうしたんだよベリー?あいらが少なくても3匹はいるってことくらい君も分かっているだろう?」
11コマ目
↓ベリーが声を出す。
「そうだったわね」
「ということは猫の数は6匹以上、12匹以下であることが確定したわけね?」
12コマ目
↓ホワイトが声を出す。
「そうさ、ベリー」
(つづく)
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