動物はキャラクター小説には不向きですか?

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1コマ目 「私がどんな猫かは教えられない代わりに、私のお友達である何匹かの猫と、少々うるさいあいつらのことをちょっこっとだけ教えるね?」 2コマ目 「私の友達の猫というのは…。うふふっ。みんなかくれんぼが得意なようね?」 3コマ目 「私のお友達に白い猫は一匹しかいないわ。けれど、黒猫のお友達は何匹かいるわ」 4コマ目 「私の友達の猫はその白猫と黒猫とだけでなく、茶色い猫も、橙色の猫も、空色の猫さえいるわ」 5コマ目 「そして、私の友達は猫だけじゃないわ。私の友達は猫だけじゃなく、色んな動物がいるわ」 6コマ目 「猫以外にどんな動物がいるのか?」 7コマ目 「残念!それはまだ教えてあげられないの!なぜって?全部で動物は十五匹。それだけの数の動物を、この物語に登場させるには何かが足りないの。それは何かな?」 8コマ目 「貴方に聞いても意味ないって?」 9コマ目 「本当にそうかなー?」 10コマ目 「どうしてかって?」 11コマ目 「全部で動物は十五匹よね?」 12コマ目 「そして、白猫が一匹で、黒猫が二匹以上で、そして茶色と橙色と空色の猫がそれぞれ一匹以上は少なくてもいる。それでどうするのかって?」 13コマ目 「どうするもこうするも、こうするしかないよね」 14コマ目 「先ず言えることは猫は最低でも、六匹はいるわね。つまり猫以外の動物は15-6で、どんなに多くても他の動物は九匹であることは分かるわよね?」 15コマ目 「その上で思い出して欲しいことがあるの?」 16コマ目 「私は黒猫は何匹がいるって言ってよね?何匹がいるってことは二匹以上はいることに間違いないけど、実際に二匹であるというより、三匹か四匹かそれ以上の可能性が高いということよね?」 17コマ目 「つまり猫は六匹以上で十三匹以内である可能性が高いってこと」 18コマ目 「分かるわよね。私はちゃんとあいつ()って言ったから、二匹以上の猫以外の動物がいるってこと」 19コマ目 「つまり十五匹の動物の内は二匹は猫以外であることが確定だから、15-2で13、猫は6匹以上13以内であることが確定」
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