26人が本棚に入れています
本棚に追加
とか思いながら先生の方を見ていたら、ばっちり先生と目が合ってしまった。
こっちを見るとは思わなかったから、思いっきり目を逸らしちゃった。
隣にいる美月の方を見てみるけど、今先生から目を逸らしたことは気付かれてないみたい。
ちょっとホッとした。
今の反応を見られてたら、何かしら追及されそうな気がするし。
美月も恋歌もそういうのよく気付くから。
「恋歌ってば、白金先生のこと本当に好きになったなんて言い出さないわよね。昨日は分かってるなんて言ってたけど」
「大丈夫じゃない?恋歌、結構熱しやすくて冷めやすいタイプだし」
「それもそうね。あたし達は先に教室に行ってましょう」
美月のその言葉で私達は女子の群れを横目に教室に向かった。
最初のコメントを投稿しよう!