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「だからこの結果というわけか。これでは将来の地獄が危ぶまれるね。」
「確かにこれでは、近い将来、天国の奴らに地獄ごと乗っ取られる可能性があるな。」
「そこで、僕が考えたのは、残り少ない1年という時間を使って、まずこの学校の地獄へのイメージというのを変えていこうと思ったわけさ、どうせ暇だしね。」
「なるほど、宣伝か。やる価値はあるな、どうせ暇だし。」
(おい、お前たちの暇つぶしに俺達を巻き込むなよ。)
「具体的にはどうする。」
「僕はまず、この学校を統治する機関に入るのが、最も合理的だと思ったね。」
「その統治する機関ってのは何だ。」
「生徒会さ。」
(ちょっと待ってくれブブ。サタン探し以外は、俺の好きなようにさせるって約束したはずだ。
俺は人前でなんかするのがダメなんだ。生徒会なんてやめてくれ。)
「いいな、それ。乗ろう。」
(おい、ブブ。)
(あんまりわめくな誠。状況が変わったんだ。いいか、世の中は想像どうり行くことなんて滅多にない。これを機会に、ハプニングにも物怖じしない精神を身に着けておくことも大切だと思うぞ。)
(もっともらしいこと言ってるけど、約束守ってないだけだからね。)
(とにかく、決定事項だ。すまんな。)
(勝手すぎる。)
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