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たぶん、私が軽く彼を拒絶しているのを森さんは察知したようで私が食べ終わるのを見て、この場を出るように促してくれた
私は軽く二人に会釈をして、足早にこの場を去る
中谷と離れることで気分が落ち着く
それより、なぜ私が中谷と一緒に仕事をしなければいけないの?
という偶然の運命を少し怨む
たぶん【かりぱち】なんて言いがかりをつけられなかったら、こんなモヤモヤした気持ちにはならなかっただろう
普通に接してくれれば
どうして、アイツはあんなにKYなんだろう
ムカツク・・・
とは思ったけど、さすがに表面には出せない
「三好さんって中谷君と同級生だったんだ。すごい偶然ね」
「はあ・・・」
「中谷君ってイケメンでしょう?だから社内でもすごくモテるのよ。今は受付の横川さんと付き合っている・・・なんて噂がでているの。だから、彼に恋愛感情があるのなら上手くやらないとダメよ」
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