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そして別のプロダクション、" 羊のメエ " と契約を交わした。
ここは小さなプロダクションだが良心的だ。
さすがは羊だけのことはある。
そして今、ここに立つまでに至ったのである。
「アーズーミ!アーズーミ!」歓声は鳴り止まない。地下アイドルのトップになる為の第一歩だ。
「ありがとう~!」
アズミは、必殺手のひら返しで観客に応えた。
虎の穴よ。来るなら来い!
どんな刺客が来ようとも、私は負けない。
今、ゴングは鳴ったばかりなのだから。
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