猫になりたい

13/17
前へ
/17ページ
次へ
最初は嬉しそうにしてたあつしも、動かないあたしの様子に気付いた。 「…やり過ぎた?大丈夫?」 まだ体が痺れてるみたいで、触れられるだけでもピクッと反応してしまう。 まるで自分の体じゃないみたい……。 「……ミク……もしかして、イったの初めて……とか?」 熱い顔でなんとか頷いた。 「……マジで……うわー……もうヤバい!いい?」 「……うん」 ……ホントはちょっと怖い。 でもそれ以上に……今から起きることに期待してドキドキしてる。 お互いの服を脱がしあいっこして、あつしはゴムを着けた。 「俺の上来て」 ベッドの上に座ってるあつしの上に少しずつ腰を落として、そそり立つものを飲み込んでいく。 「……ん……っ」 「あーやべ。ミクの中気持ちいい」 奥まで貫かれながらそんな事を言われて、無意識に中を締め付けてしまう。 「…んな締め付けないで。笑」 「だってっ……ゃ……っ」 胸まで弄られて、もう訳が分からなくなりそう。 「…腰、揺れてる」 「やっぁっ…だめ…また…っ」 奥を突き上げられて、同時に敏感な部分も擦れて、 気持ち良すぎて腰が止められなくなる。 「可愛い…ミク、イって」 「ぁ……やぁんっ!」 力が抜けてもたれかかるあたしの髪を撫でて、頬にキスをしてくれる。 「可愛すぎて止めらんない…ごめん」 「えっ……?」 気付いたらベッドに押し倒されて、休む間も無く突き上げられた。 「ぁっやぁっ…あぁ……っ」 何度もイったのにまだ奥がキュンとして、おかしくなりそうなぐらいの快感に導かれて、 最後は意識を手放した。
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加