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気持ち悪い…
最悪…
気持ち悪い…
最悪…
と、心の中で狂った様に連呼しながら車が走り出して30分たった頃、窓に擦り当てた額で力の抜けた上半身を支え、気分を紛らす為に必死で母にメールを送る。
───このひといったいだれ?
なんかいや、あーかえりたい。───
変換をどうやってするかなんて考える気力もなくて、送信された事を確認出来ると少し胸は楽になった気がした。
が、間を置いてから返ってきた母の返事を読んで楽になったばかりの私の胸元にある心の臓は、ショートはせずとも驚愕と言う名の鋭利なナイフで一突きにされた。
内容はこう…
───まさか…そこまで記憶にないの?大丈夫?とにかくその事を担当の先生に説明しなさい。───
と、まずは心配の意が書かれ、大丈夫?と尋ねられているが、私は朝からずっと大丈夫なんかじゃない。
問題は、この次…
..
───…それ一応貴方の旦那…だけど気にはしないでいいから(笑)
と書かれてあるのだ。
「え△ぇ※ぇ○え□!!?」
思わず変な奇声を発してしまい隣の大柄の男は想像出来ない程の飛び上がり方を見せた。
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