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その日の夜遅くに、[紗由里]と言うあのギャルっぽい彼女からのメールが来た事で「一体彼は誰なんだろう…」と長く悩まされる事はなくなった。
どうやら夕方頃に、私の友達でもあると言う圭吾から紗由里の旦那の携帯に電話がかかってきたみたいで、「久しぶりに偶然みさにも会った」と話していたらしく、あの彼が[圭吾]だと言う事が解ったのだ。
それに加えてその圭吾という彼と私が図書館で遭遇する事が、彼女紗由里からすると、「みさちゃんと圭吾君らしい」そうで、彼圭吾と初めて会ったのも、その図書館だった事が判った。
それにしても、図書館で会っただけでどうやって彼等と親しくなっていったと言うのか…
当然今の私に解る筈もない。
酷いだるさと何も考えられない程、頭が重く感じて布団に入り目を閉じると瞬く間に深い眠りに落ちて行った。
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