双子の兄

3/8
462人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
 美夕の躰をいたぶるように弄ぶ二人の男の声は柔らかいが、どこか冷たく、わざとらしさが滲んでいた。 浸かっている浴槽の中から、機械音が湯を伝って鈍く聞こえてくる。 「あ、ああっ、あ、ん」  背中を反らせた美夕の乳房が大きく揺れた。 形の美しい豊かな山の頂で、ピンク色の乳首が勃ち上がっていた。 「お願いっ、これだけは外してくださいっ」  堪らず下腹部に伸ばした美夕の手は、背後にピタリと身体を寄せる男によって掴み上げられた。
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!