エブリスタを振り返って

エブリスタでの他作品との出会い

　読みに来てくれた方や、好きなジャンルなどを検索してちょいちょい読みに行ったりしてたんです。

　懐かしいです。
　良く読みに来て頂いた方々。
　レビューまで書いて下さった方々。

　此方からも読みに行かせて頂いて、でもエブリスタから離れていってしまって、作品を引き払ってしまったり、余り活動されてない方達も多いようです。

　何しろ私はエブリスタで書くの初めてだったので最初は固かったです。
　笑えるのは１ページ1000文字書かなきゃいけないと思ってたとこですかね。

　色々な影響や教えを受けたのは「りふるさん」です。
　彼女はBL作品をメインに書いてるのですが、出会いは「フェルリキシリーズ」。
https://estar.jp/novels/24800072
「エロありきではないです」という作品紹介を見て読み始めました。
　エロありきで全然構わないのですが、海外ドラマを見ているようなテンポの良さ。
　会話のリアルさ。どのキャラも息遣いが聞こえるような生々しさと魅力。
　キャラに入り込めるって大事です。
　脇役にも手を抜かないっていうか、どのキャラも躍動感があって作品に対する愛情が伝わってきます。

　今、読み途中なのが「Ｊ（ジェイ）の物語」です。こちらは日本が舞台ですが、悲劇的な過去を背負うハーフのJの恋人、蓮と所属する会社の同僚達が温かい。交わされる会話がリアルで臨場感があります。

　ただご本人も言われてるように同僚達が日本人ぽくない。
　それは私も気付いていました。
　でもJにとっては、だからこそ居心地が良いのかなあとは思います。　

　他にも沢山書かれているので読みきれてないです。

　彼女は私の駄作や他の方々の作品に対するエッセイまで書いてくれてたんですが、やんわりと此処がおかしい、と指摘されているのを見て、はっと自分の作品を読み直すと、やっぱりおかしかったあ！ってなる訳です。

　お陰で読み返す事の大切さを学びました。
　エブリスタの企画で私の作品を紹介して下さり、それで選ばれて読者が一気に増えたんですよ。

　発表された日の読者数見てびっくりしました。
　何が起こったんだ？って　読み専の方結構いるんだなあ、と。