UNIT3

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UNIT3

守りたい…その気持ちと反比例するように彼女の敵は増えていった。敵と戦う彼女もまた美しかった。 時は流れ、彼女には親友というものが出来たらしい。僕は安心した。これで彼女は幸せになれると思った。だけど、哀しかった。彼女はいつも親友の所へ行ってしまう。僕のことをまるで忘れてしまったかのように…ずっと近くにいて欲しかった。笑顔を1番近くで見ていたかった。彼女の笑う回数は格段に増えていた。しかしその瞳に美しさなんてもう無かった。 戦うことをやめた彼女はそれまでとは違い、僕の近くには居てくれはしないし美しくなんてなかった。
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