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「ミハナ!!こんな所にいたの?!」
埃や汚れにまみれ埋まっていた私を、リエは見つけてくれた。失踪からたった2日で。
ごめんなさい
でも、元はと言えばリエが悪いんだよ?私を捨てようとかなんとか言ってるから!!
次の瞬間、柔らかい懐かしい感覚に包まれた。
こんな汚くなっても、やはり私は私なのだろう、リエは優しく抱きしめてくれた。
「もう、いなくならないで。ミハナを捨てようなんて、もう言わないから。」
私は出てくる涙をこらえ、当たり前でしょ!とリエの目を見つめた。
「帰ろう、ミハナ」
リエの腕に包まれながら、私は幸せに浸っていた。
私の腕は破れていて綿がはみ出ていたが、リエは上手に治してくれた。
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