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記憶
今日も朝が来た。また、変わらない1日だといいけど・・・
「ええっ!パパ、また買って来たの??私は・・リエはもう子どもじゃないんだよ?!」
どこかから、そんな声。
聞きたくないのに・・・
「もう、捨てるしかないよね。あのミハナを」
リエはキョトリとこちらを見た。
でも、待って・・・?
え? 私?・・・そんな・・・ひどいよ。だって、私はあなたをずっと見守ってきたのに・・
どうして・・・?
私も、今まで捨てられてきた仲間のように捨てられてしまう・・・ユルセナイ!!
私は、リエに捨てられたのではない。むしろ、私がリエを捨てたのだ!!そう、リエの所からは、自分から去る!!
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