恋人として

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何度かイカされて、ぐったりした私の頭を優しく撫でる彩海さんの手。 そのまま髪の毛の中に指を差し入れて、何度も梳かしてくれる。 「ふふっ、いっぱい香菜の可愛い顔が見れた☆ イク時の香菜って本当、可愛いの。」 ポヤンとした頭の中で彩海さんの声がフワフワと響いてきて心地よい。 彩海さんは、もちろん女性なので、私の気持ちをとても良く分かってくれて、不安になりそうな事は予め話しといてくれたり、ちゃんと「好き」って言葉で伝えてくれたり、私はとても大切にして貰ってた。 えっちの時も「綺麗よ。」とか、「可愛い。」とかいっぱい言ってくれるから、恥ずかしいコトも耐えられるし、そのコトをちゃんと分かってくれて、ご褒美って言ってたくさん気持ち良くしてくれる。 彩海さんは、たくさんの言葉を私にくれた。 同じ会社だから、彩海さんが他の女の子と仲良くしてて私がヤキモチを妬いたりしてケンカになりそうになった時もあったけど、彩海さんは私の気持ちをちゃんと聞いてくれて誤解があれば、ちゃんと解いてくれたし好きなのは私だけって言ってくれた。 その日、「ヤキモチ妬く香菜、すっごく可愛い!」って言って、いつもよりも激しく愛された。 噛み付くみたいな激しいキスから始まって、全身にキスを落とされて身体中にキスマークが付くくらい激しくて途中から記憶が無かったりした。 こうして私の初めての恋は、同じ女性の彩海さんとだから、とてもステキなものになった。
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