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「あ…、彩海さんっ…、は、ハイ、頂いてますっ」
…うおっ、彩海さんだ…(//∇//)
「緒方さんて、香菜ちゃんて言うのね、可愛い名前ね。ねー?香菜ちゃんて呼んでも良いかしら?」
「あ、は、はい、彩海さんの名前も素敵デス…」
「そう? ありがと」
そんな事を言いつつも、私のグラスにビールを注いでくれた。
私は、彩海さんから話し掛けて貰って名前呼びされて嬉しくて、ついつい飲み過ぎた…。
彩海さんは、そのまま私の隣で私の相手をしてくれて、注がれるままにグラスを開けて。
そして、酔った勢いで、「彩海さんっっ、私、ずっと憧れてたんですっっ、もっと色々、彩海さんのコト知りたいデス!!」なんて言って彩海さんの手をブンブン振り回した…。
私が覚えているのは、そこまでで…
次に私の記憶が戻ったのは………、知らない場所だった。
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