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至は夜人先輩しか愛してなくて、それは高校の時からずっと変わらない。 では何故、私と結婚したのか? 私は高校の時に、夜人先輩に抱かれる至の姿を見て、悲しくも思いながら、どこかで興奮してしまっていた。 『俺に抱かれれば、至がどんな気持ちか分かるよ?至との間接キスならぬ、間接SEX試してみない?』 その後、夜人先輩に促されるままに、私は夜人先輩に抱かれた。至を想いながら。 ああ、至はこんなにも与えられる快楽に身悶え、体を震わせ、夜人先輩を求めるのね… その1度の交わりで、私は夜人先輩の子を妊娠した。 私は妊娠が分かると至に全てを話し、至のことだけを想って夜人先輩に抱かれて出来た子供だから、これは私にとってあなたの子供だと、あなたの愛すべき夜人先輩の子供だと言って、結婚を迫った。 我ながら、とんでもない理屈だと思ったけれど、至は私と結婚する選択肢を選んだ。 ただ、 『二度と夜人先輩とそういうことをしないと約束してくれ』 と言われたのだけど…
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