二万字の道のり

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「そうかといってね。お客さん!グレイのような宇宙人を仮に見つけたとしても、うお、本物のグレイじゃん!マジすげぇ!何だよあれー?で終わってしまうでしょう?終わってしまうでしょう?」 「ええ。単に宇宙人を見掛けたでも凄いのに何がすげぇ!で終わってしまうのか?わてにもよく分かりませんがねぇ。そんなお馬鹿な話をさせてもらった後で、先程の話の続きの方をさせて頂きますとねー、まああれですよね。GLAYの音楽って本当にマジすげえー音楽ですよねー???ってこういうの、要りません?こういうの要りません?要りません?すみませんねー。思いついたらどうしてもネタの中に入れたくなっちゃってねー。咄家の悪い癖ですね。ほとほと嫌ですねー。安いギャラで仕事するのはって。本当に嫌ですねー。え?違う?そんな話はしてない?すいませんねー。こんな馬鹿なこと言っておまんまを食べさせてもらってるんですからねー。随分、安い給料ですけどねー。我ながら恥ずかしいと言わざる負えない話ですけどもねー。とは言え、御捻りならいつでも受け付けてますんで好きなタイミングで、札でも銭でも投げてもらって結構ですよ。ええ。懐なら無駄に空いてますんで!以前からここら辺さみしいなーって思ってたくらいですからー。いつでも空いてますよ。本当に。本当に本当に空いてます!」
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