第3話:また明日会えるように
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飯田は泣いていた。その悲しみの矛先は一体、誰に向けられているのだろうか。 「美琴は楓太君をいつだって忘れられる、でも楓太君はいつまでも美琴を忘れられない、そんなの不公平よっ」 「飯田、お前、美琴に何を……」 直観的に嫌な予感がした。胃の底から不安の情動が湧き上がる。僕は薄暗い廊下を駆けださずにはいられなかった。 「颯太くんっ」 飯田の声が、誰もいない外来受付に響いていた
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