第一章 火の国の火祭り 

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優勝した山の民 ガガ そして ギギら数名が 火の国の大将軍 ブルスの前に きては 優勝の褒美たる鉄製伸ばしては剣を授ける 式典が始まりました。 ブルス 観覧席より 下へ降りてきては 数名の兵を率いて 山の民の前へ 「山の民ガガよ。今大会よくぞ優勝したな。おめでとう」と 言っては 鉄製の剣を進呈するように 見えたが そこへ突如 ある男が 引き出されて来ました。 その奥が男 見覚えのある顔 なんと 風の民の代表選手だった ルウ そこで体を捻っては暴れだそうとする ルウを いきなり ブルス 進呈用の鉄剣を抜くや シャキン バサッと 首を落としてしまいました。 ガガ 今起きたことに 目を見開き 「こ、これはぁいったい。なんなんですか? 大将軍」 「謀反の罪だ。」と言うや 火の国の兵士を ガガとギギの二人の傍へ ガガ その兵士達に囲まれる前に 暴れだすも 「愚かなり。貴様が闘技場で謀反の密談をしていたのは明白也。それにギギ 貴様も知っておったよのぉ」と決めつけて 二人共に 首を振っては「まさかとんでもありません そんなこと知りません」と完全否定 しかし ブルスの後方から現れた 審判員だと思われていた 老人が 「わしの耳で聞いておったよ。わしは耳長族じゃよ」と一言 「まさか耳長族 伝説だったのではぁ」 「兄じゃぁ もう無理じゃ お許しを偉大なる大将軍よぉ」と二人慌てるも 耳長族 まさか 一里四方の音を聞き分ける能力を持つ一族がここにいるとは。 そこへ山の民 三兄弟の末っ子 ググも連れて来られたものの ブルス「ググよ お前は 知らなかったことだな」と尋ね 「はい 滅相もない知っていれば。。。。」 突如 鉄剣で ガガに首を 反す剣で ギギの首を打ち落としました。 「ググよ これはどういう意味かわかるな これより貴様が山の民を束ねよ そして 今回のこと 頭に入れて 火の国に完全なる忠誠を誓え。」
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