第二章 不審なやつら 

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第二章 不審なやつら 

美しき徐妃女王 可憐なメジカ皇女と会話をしているうちに すぐにときは流れて 大盛況だった火祭りも終了する様子 それに気がついた 徐妃女王 「いろいろと話を聞かせてもらい とても楽しかった」と二人に告げて 「メジカさん シリウさん また次の機会にもお願いしますね」と なんと 徐妃女王 火の国の通行証明たる 札をシリウに 渡しては 女王 急に 面でもつけたかのように 無表情に そして 奥の宮から 裏の通路を経て 外の広場へ 観衆に挨拶へと出て行ってしまいました
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