第二章 不審なやつら 

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そして メジカ姫に連れられて 席を離れていた ダイリウと水の国のギスイ 政治的な話を 続けていたが どうも 周囲の人らも山の民 ガガ ギギ 風の民 ルウの処刑を知ってる模様です 大将軍ブルス 敢えて発表はせずに だが 火の国の恐ろしさを知らしめるために この噂を流したような? ダイリウ達の すぐ後ろにいた どこかの部族のもの?数名。。。。 徐妃女王が 広場へ出て来るや 急に立ち上がって 去って行きました メジカ シリウが戻って来る途中 その間にも 数名 このように 徐妃女王の挨拶を聞くことなく 立ち上がっては すたすたと去って行くものが。。。 さて そのもの達 火祭り会場をも見下ろせる 小高い丘に集まっては。。。 何やら 会話をしています 「ふん 火の国と言っても このような野蛮なもの達 恐るるに足らずですなあ ヒュウガ隊長」 「まあ この我らの話し方ならば やつらには聞こえぬからよいが まだやつらの領土だ あまりその名も軽々しく言うな キトウよ」 話し方? 彼らは なんとも不思議な会話をしていますが。。。 しかし そのすぐ 近くを通った 山の民 何故か 彼らの会話が耳に入っていなかったようで ただ その場所にて 休憩をしている他の部族にしか見えていなくて 普通に通りすぎて行きました 彼らはいったい 何者なのか? また この喋り方は? 何が起きているのか?
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