第二章 不審なやつら 

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火の国を襲った地震は その国境の道を崩したくらいで済み 大災害とはなりませんでした しかし 地震前に 火の国を発った 山の民 風の民以外は 火の国から脱出がすぐにはできなくなり とりあえずは 火の国に残ることになりました。 それも 火の国にとっては 災いとなるとは この時点では誰も思ってはいませんでした。 そこで 火の国側の崩れた崖の岩などの撤去 そして 道の整備  他にも 脱出不能になった国の人々の支援 そして 水の国への船による 脱出の手配など いろいろと行い また あの不審者の追跡をも 同盟部族へ依頼したりと 大将軍ブルス 八面六臂の大活躍 それに 各部族 各国にいる 耳長族へと指令を出しては 復興のために向こう側からも 崖崩れの岩撤去を頼んだりしています。
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