16.やりたい放題されている俺

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生活が落ち着いて来た最近の週末の夜には、未希に無茶苦茶な要求をされている。これじゃあ身体が持たなくて早死にしそうだ。 あの時は未希にいろいろ教え込んだが、未希は味を覚えて、それが今の俺に跳ね返ってきている。 女性は受け身だが、男は体力勝負だし、気力も充実していないとだめだ。年齢差からもいずれ太刀打ちできなくなる。それが怖い。 未希にやりたい放題やって教え込み過ぎた。最近、そのことを後悔している。未希にやりたい放題にやらされて生気を吸い取られてぐったりしているのは俺の方だ。 まあ、可愛い未希のいうことを聞いてやるのもこれまでの罪滅ぼしだと思っている。 これで、冬の雨の日に出会った家出JKととんでもない性悪のサラリーマンとの凄まじいラブストーリーはおしまいです。 めでたし、めでたし。
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