1.初冬の雨の夜に家出少女を連れ帰った

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バスタブのお湯が満杯になったので、女の子に先に入るように勧める。女の子はバスルームに入って行った。 裸になったころを見計らって、俺もドアを開けて入って、すぐに裸になった。女の子は驚いてしゃがみこんだ。 「いいんだろう、だったら、そんなに隠さなくても」 女の子は何も言わずに立ち上がってこちらを向いた。うつむいている。 「こっちへおいで、洗ってあげる」 シャワーでお湯をかけてスポンジに石鹸を付けて身体を確かめながら洗う。もう、大人の身体をしている。 身体のところどころに青あざがある。それがDVの痕だとすぐに分かった。洗っているうちにムラムラしてくるのを我慢する。あとで存分に可愛がってやる! 「髪は自分で洗って」 女の子は自分で洗い始める。髪は肩まではないが、ヘアサロンになど行った形跡がない。気持ち良さそうに洗っている。 「髪を洗い追わったら、俺の背中を洗ってくれる?」 女の子は黙って背中を洗ってくれる。それから女の子をバスタブに浸からせて、俺は自分の髪を洗う。 洗い終わると狭いバスタブの女の子の後ろへ無理やり入る。バスタブからお湯が溢れるが、どうせこれで上がるから構わない。後ろから女の子の身体を確かめる。身体を固くしている。 身体が温まったところで風呂から上がった。女の子の身体をバスタオルで拭いてやる。女の子にも俺の身体を拭かせる。 それから、二人はバスタオルで身体を巻いて、ベッドに向かった。女の子は身体を固くして歩いている。震えているみたいだ。 ここまで彼女を追い込んだのは俺か? 親か? 彼女自身か? と思いながら。
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