独占欲

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 行為の後、楊はいつも美夕を風呂に入れる。 今夜もそうだった。 数時間前に入っていた筈の風呂にまた、こうして入っている。 「あっ、ああっ!」  美夕は突然襲った刺激に堪らず思い切り顔を仰け反らせた。 「いやっ、だめ、そこはやめてっ! 楊君、これ以上はもう……ああああっん!」  美夕の捩った躰に合わせて波が起こる。 しぶきの合間から、美夕の白い両脚が伸び上がった。 「あああ―――――っ」
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