大きく息をして、

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大きく息をして、

まずは、大きく息をして、淹れたコーヒーをテーブルに置いた。 窓の外のクラゲからは、目が離せないが、まあまずコーヒーを飲むことにしよう。 幻覚でないとしたら、なんだ? 水族館から逃げたにしてはおかしい・・・ 今のところ空中を飛ぶクラゲの話は聞いたことはない。 ああ!エイリアンか! 侵略系か?侵略系なのか? やばいぞ!そうなったら、警察や自衛隊でも力は及ばないだろう・・・ おお・・・まさにアメリカの映画のようだ・・・ 地球の終わりの日を見ることになるのか!? 逃げ惑う人々の姿を想像してしまった・・・ だとしたら変だ。 今日もいつもの休日のように、街は静かだ。 しかもあのクラゲは、ただただプカプカと浮かんでいるだけだ・・・ そもそもみんなに見えているとも限らない・・・ 騒ぎ立てて逆に驚かれるやつかもしれない・・・ 少しの間様子を見てみよう。 よし今日の予定は決まった。 クラゲの観察。 となると、食料の買い出しが必要になる。 もうしばらくしてクラゲに大きな動きがなければ、食料の調達にでよう。 それまでとりあえず、掃除と洗濯だな・・・ ? 普通の休みの日と同じだが、まあいい。 やることはやっておこう。
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