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第5章:思いがけない障害物
よし、ここからは 頑張って
出来るだけノンストップで行くぞ!と
アクセルを踏む 踏む 踏む。
前方にあった風景が嘘みたいに
後ろへ流れていく
それが、少し快感になりつつあった頃
ばっさぁ~!!!
と 何処からともなく現れた一反木綿…
じゃなくビニール袋
しかも デカい!
ひゃ~!!!
あんなの前に被さったら
シャレにならんやん!と
思っていたら 一反木綿は
車の下へ…
え?どこいった?
そのまま飛んでった…か…?
ん?この 臭いは…
ビニールが溶ける臭い!!!
ヤバイ!変なとこで溶けたら
車が故障する!
慌てて路肩へ
停めていいとこなのかどうか
分からないが。
それどころじゃないし…
下を覗き込むと案の定
車の下の部品に巻き付いた一反木綿
あ~!!!もぉ~!!!
引っ張ってみる。が なかなか外れない
下手に引っ張って故障したら
シャレにならない
ゆっくり 少しずつ取っていく
何とか取れて 取り合えず
金網みたいなとこに縛り付けておく
これで飛ばないはず。
ほぉ~っと安堵のため息
まぁ こんなこともあるさと
事故らなくて良かったと
車の運転席にぶらぶらしている
神様に感謝して
スピードを出す
エデンは もう目と鼻の先。
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